野菜の栽培!奥深き農業の世界!そして会津から全国へ会津産の野菜を届けられたら!
今回は私の実家にて栽培・販売している野菜や果物、その農法や採れたての野菜の美味しさを皆さんに伝えたい!その一部を写真もまじえながら、できるだけ分かりやすく、且つ皆さんにも是非食べたい!と思って頂けるよう、普段携帯小説をアップしているBlogを活用し、少しでも会津の魅力をアピールしていきたいと思います。
私の実家では、野菜全般を栽培していますが、今回特出して力を入れている野菜や果物をピックアップしてみたいと思います。
まずは、野菜部門からのランクインです!
① 絶品!会津産玉ねぎ!
会津の玉ねぎは、全国でも群を抜く甘さ!
夏でも寒暖差のある会津の土地柄を利用した野菜「玉ねぎ」。
この甘さを出せる地域は、他には無いと信じ丹精込めて作っています!
種を買い、芽を出すのを心待ちにし、芽がでれば息子・娘の様に大切に水をやり育てるのだ。
その小さな場所に群生して成長した苗を、会津の肥沃な広い大地に植えかえてやる!
広大な大地に植えかえられた玉ねぎはスクスクと成長する。
これは、一部の成長過程を写真におさめました!
成長過程として順不同ですが、2枚目は苗の状態です。この1本1本を、マルチという黒いシートを張った大地に植え替えてやるのです!
夏の暑い日には水やりをし、雑草対策を施し、会津特有の寒暖差を利用することで、甘くてシャキシャキの玉ねぎができるのです!
上の写真がマルチです!
右のウネには無数の穴があいてますよね?
あの一つ一つに苗を移植するんです!
1枚目は、もうすぐ収穫時期!
ワクワクしますね!
私は料理が得意なので、この新玉ねぎをどう料理しようか考えるだけでワクワクするのです!
ムラサキ玉ねぎのスライス、新玉ねぎを利用した肉じゃが、思わずヨダレが出てきます!
自分が育てた玉ねぎを自分で調理する喜びやワクワク感!そして食べても美味しいという幸せ!
これは生産農家ならではの贅沢ではないでしょうか?
調理例として一番進めたいもの!
それは!
新玉ねぎのアルミホイル焼き!
バター、塩コショウ、醤油をトッピングします!
あとは、全体的にアルミホイルで包み込みオーブンへ!
最後に鰹節をパラッと。
新玉ねぎのお勧めの食べ方です!
食べてみてビックリするほど美味しいですよ!
続いて!
② シャキシャキ!美味い!会津産 白菜!
白菜の芽ってこんなに小さいんですよ!
この芽がお店で売られている、あの大きさに成長するんです!
凄いですよね?
よく育ってくれたって思います!
この後!私の実家で栽培している、大きく実った白菜をアップしますので!乞うご期待です!
行きますよー!
去年の初採れは、本当に美味しく頂きました!
白菜を使う事が多い「鍋料理」。
煮込めば、白菜の甘さが肉類や魚類にも負けない味を醸し出します!
これが自然の美味さ!会津が産み出した会津だけのブランドだと思います!
写真では分かりづらいと思いますが、ザルの直径は50センチぐらいです!
いかに大きいか分かって貰えるはずです!
次に!
果物部門でのランクインです!
③ 献上柿とも言える会津の「みしらず柿」
みしらず柿って、「自分の身を知らないほど、多くの身をつける」という意味からきてるのですが…。実は、全て渋柿なんです!
私も、子供の頃、隣の家の柿を、オヤツとして、盗み喰いした事ありましたけど、あまりの渋さに悶絶しました。
ある意味「バチがあたった」のかもですね…。
言うなれば「渋い過去」です…。
「美味しいモノには手間が加えられている!手間が加えられず勝手に大きく育ったモノには落とし穴がある」
私の祖父の言葉です!
フレンチ料理や、イタリア料理に手間やお金がかかっているのは、食べてみれば自ずと分かることではないでしょうか?
賛否両論はあるが、本場イタリアやフランスで食べる料理より、東京の一流料理店で食べた方が美味いと思える事はあるかもしれないだろう…。
日本の料理人を始め、日本人という人柄は、日本という国を愛し、日本の食材を大切にし、最大限に活用する!勿論、イタリアやフランスの方もそうであろうが…。
日本人として産まれ、その上会津の人間として育ったのであれば、今自らが会津の人間としてアピールできるものを最大限に活用し、盛り上げて行きたいと思うのは私としては当たり前の事なのです!
その話はこのぐらいにしておき…。
祖父の言葉に表される様に、「美味いモノには惜しみない手が加えられている」
この言葉は生産農家、販売農家として忘れたくはない言葉です。
生産農家として、美味いもの、心込めたものには、必ず魂が宿り、求めてくれる人の元へ生産農家の想いが必ず届く。
脱線しましたが、ここで、見知らず柿に敢えて戻らせて頂きます!
私の実家では、丁寧に一つ一つ手取りをし、ダンボールに詰め、ある方法で渋柿を美味しくしていきます!
次にアップするのは、収穫前の渋柿です。
実際は、こんなに葉っぱはありません。
なぜなら!葉っぱや枝が無駄にあると、ちょっとした風が吹いたり、雨が降る事による振動で、柿自体そのものに傷がつき売り物にならないのです。
見た目も、味も良い柿を生産するには、前年度の柿を収穫した後に、木々の剪定をし、なるべく大きくて、見栄えの良い柿を育てているのです。
そして!
この渋柿を甘くし、デザートまでに発展させる方法があるのです!
実は焼酎を、柿のヘタの部分に浸し、2週間前後、渋抜きをするのです!
私の実家では毎年、数千個の渋柿のヘタに焼酎を一つずつ浸し、ダンボールに詰めてます。
ダンボールの中で2週間程待った柿は、甘々とした、フルーツへと変わるのです!
見るからに甘そうではないですか?
皆さん食べたいと思いますよね?
綺麗かつ美味な献上品の一つとして会津に伝わる一品なのです!
会津の気候!
会津の土地!
独自の栽培方法や、栽培した野菜をできるだけ美味しく食す方法を知っている生産農家だからこそできる技なのです!
この栽培方法や、商品化するまでの過程を、まずは食す事によって、少しでも分かって頂きたいです!
そして最後の最後に、私が誇る「会津産にんにく」
野菜部門からのランクイン!「絶対におさえて欲しい会津産の野菜」特集です!
④ ホクホク!アツアツ!あま〜い!どこの地域にも負けない!会津産ニンニク!
皆さん!ニンニクって調味料の一種として考えておりませんか?
是非考え直して下さい!
ホクホク!あま〜い!ニンニクを、ホイル蒸しに!バターと醤油、塩コショウを加えて食らう!
どこの居酒屋でも味わえない、本当に美味しいニンニクを想像してください!
これがニンニクの球根。
前年度のニンニクをとっておき、これから発芽させるのです!
ようやく発芽し、ここまで成長しました。
この写真、2月の後半、現時点の写真です。
今年は雪も少なく、暖冬傾向だったせいもあります。
冬前に植えて、ここまで育ったニンニク。
冬を乗り越えて、やっと芽が息吹、ここまで大きくなりました。
この野菜の気持ちを考えると、どの様に調理し、どの様に食すかは、自ずと感じられるものです!
寒い中、己の生命を保とうと生き延びようと考えたニンニク。
結果は、言わずもがな!
本当に美味しいニンニクが育つのは当たり前なのです!
私は、会津の農家が育てた貴重な野菜には、生産農家の想いがこもっていると思うのです。
ニンニクだけではなく…!
生産農家の気持ちを知り、「この野菜は、会津産の野菜だ!」と知ってもらい、使ってくれるコックにめぐり合えれば、本当に嬉しいと思うのです。
美味しい!美味しい!と言いつつ、食して下さるお客様であっても、「会津の野菜」を、特出して使ってくれるスーパーでも…。
扱われる側の野菜の気持ち。
「自分(野菜自体)が、どう利用(調理)されれば、自分自身が輝く事ができるのか…」
そう言った事柄が実は、野菜を含め、生産物を大きく、美味しく成長させているのではないでしょうか?
そうして!やがて甘くて大きい、ホクホクとしたニンニクができる!
野菜、果物の生産過程を紹介しましたが、ほんの一部です!
この会津産野菜を全国の皆さんに知って頂き、是非とも食して欲しいです!